Academics

Chicago Booth Summer Business Scholars Program (SBSP)

Chicago Boothは日本において主にFull-time MBA, Executive MBAプログラムが知られてますが、学部生・若手プロフェッショナル向けの短期プログラム(Summer Business Scholars Program)も存在します。

夏休み3週間の間に、ビジネスの基礎知識、分析手法等といった、実践的な教育を受けることが可能なプログラムです。また、同時にChicago Boothのコミュニティに触れることもでき、シカゴに住む経験を得ることができます。
プログラム修了生は、ゴールドマン・サックス、グーグル、マッキンゼー等の会社で勤務している人もおり、中にはChicago BoothでMBAを取得した人もいます。

詳細はこちらから。
(2018年夏のプログラムに応募する場合、Round 3の期限は4/10です)

LEADを終えて

こんにちは。Class of 2019のL.Tです。先々週より本格的なRecruiting Seasonが始まり、Boothにも連日多くの採用担当者の方が来訪されて活気づいています。

さて、9月初め~10月中旬までLEAD(Leadership Effectiveness and Development)というプログラムを受けました。LEADはBooth唯一の必修科目で、内容については既にこちらで紹介されておりますので、今回は私個人の独断と偏見で特に印象に残ったポイントのみをシェアしたいと思います。

1.かなり内省的なプログラム :私はLeadership教育=対外的な発信力を高める、といったプログラムを連想していたのですが、受けた印象としてはずいぶん内省的な「振り返り」が多かったです。全6回のそれぞれに”Personality”や”Group Process”等のテーマが定められているのですが、どの回も自己評価→ワーク→他者からのフィードバック→再び自己評価、というプロセスで、「自分のスタイル(くせ)は何なのか」を繰り返し考える機会が設けられていました。私の場合、このプロセスを通じて自分の強み(Active Listenerであること)はグローバルでも活かせるという発見がある一方、改善点(Initiativeを積極的に取ること)もよく理解できました。私は前職で人事経験があるのでよく分かるのですが、この「自分で気づく」というプロセスは生産性の高い学習をする上でとても大事な要素であり、LEADはそれを上手く組み込んだプログラムだなと感心しました。

2.結構ディープな話をする: LEADテーマの一つに”Cross-Cultural Communication”という回があり、文字通り異文化コミュニケーションについて考えるのですが、単に国籍や文化が違うというだけではなく、アメリカ社会に存在する肌の色や宗教観の違いから生じるミスコミュニケーションにも踏み込んでおり、かなりディープな話をしました。私のSquad(8人1組のチーム)には宗教マイノリティやLGBTのクラスメートもおり、これまでの人生で経験してきたミスコミュニケーションを「その人の言葉で」語ります。私の場合は縁あって障がい者コミュニティに長く携わってきたので、障がい者文化と健常者文化の境に立つ立場として感じてきた難しさを説明しました。2年生のファシリテーターからは「Booth生は、将来的に社会のリーダーになった際、同僚や部下と異文化コミュニケーションを取る可能性が高い。その時にいきなりではなく、今からあらゆる文化・人と接する『可能性』について考える機会にしてほしい」との言葉がありました。もちろんメンバーのバックグラウンドや信頼関係によるところが大きいですが、個人的には相当Takeawayが大きい体験だったと思っています。

3.MBA2年間の方針策定期間: LEAD初日にファシリテーターから受けた導入の言葉が印象的でした。「MBA2年間はプロスポーツ選手で言う『オフシーズン』に当たる。あなたたちはこれまでビジネスの世界で『オンシーズン』を潜り抜けてきたが、自分が(恐らく最後の)このオフシーズンに何をしたら良いのか、LEADを通じて考えてほしい。筋トレをする・フォームを矯正する・パーティーを楽しむ。人によって過ごし方は違うと思う。オリジナルのMBAを作ってほしい。」この言葉はいかにもBoothらしいと思いますし、LEADらしいと思います。比較的時間に余裕のある最初の期間に、LEADを通じて自分の強み・弱みを振り返り、向こう2年間でのTo Do Listを作るというプロセスがしっかり準備されていて、自分の過ごし方を再設計する良い機会になりました。実際、私の場合はこれを機会に、自分の弱みを克服することを念頭にいくつかのプログラムを探し、自身をストレッチさせるべく取り組んでいます。

私のSquadはかなり仲が良くなり、先日皆でDinnerを企画したのですが、Recruiting・中間試験の準備が重なる忙しい時期にも関わらず(2年生のファシリテーターも含めて)全員が集まるというとても強い結束力を見せました。このような経験も相まり、LEADは私にとってとても満足度の高いプログラムの1つです。受験生の方は個別学校の深堀り中かと存じますが、上記もBoothのイメージを膨らませる参考にしていただければ幸いです。

 

尚、この場を借りての告知となりますが、11月14日(火)の23:00-24:00(日本時間)にJapan ClubのLive Chatを開催します(登録はこちら)。授業や課外活動・Recruiting等、様々なトピックについてBoothを知る絶好の機会ですので、是非お申込みください!

Richard Thalerがノーベル経済学賞を受賞しました!

今週月曜日、ノーベル経済学賞の受賞者が発表され、Chicago Boothの教授であるRichard Thalerが受賞しました。

Thaler教授は、行動経済学の第一人者と言われており、本分野の発展に多大に貢献したのが受賞の主な理由でした。"Mental accounting"や"nudge"等のコンセプトを生み出し、研究内容の影響は学会に留まらず、イギリス政府が彼の提唱コンセプトに影響を受けてBehavioral Insights Teamを設立する等、実社会にも影響を与えました。

月曜日のシカゴ時間早朝に発表された後、同日11時に記者会見がHarper Centerで開かれました。会場は生徒・マスコミで埋まり、受賞することの凄さ、そしてノーベル賞受賞者90人を輩出したシカゴ大学の凄さを改めて感じることができました。在学中にこのようなイベントを生で見れるのは滅多にないことなので、非常に思い出深い朝となりました。

 

記者会見

 

 Thaler教授によるスピーチ

Thaler教授によるスピーチ

 生徒及びマスコミ。Harper Centerってこんなに人が入るんだ、というぐらい人が多かったです

生徒及びマスコミ。Harper Centerってこんなに人が入るんだ、というぐらい人が多かったです

 Harper Centerの壁に貼ってある、Thaler教授の紹介。彼以外の教授も沢山紹介されてます。

Harper Centerの壁に貼ってある、Thaler教授の紹介。彼以外の教授も沢山紹介されてます。

LOR(Leadership Orientation Retreat)について

こんにちは。Class of 2019のUZです。

今回はOrientation日程の中で行われたLOR(Leadership Orientation Retreat)について紹介させて頂きます。

LORは各人のリーダーシップ向上を目的とするLEAD(Leadership Effectiveness and Development)という授業の一環であり(LEADについては過去の記事も御参照下さい)、例年ウィスコンシン州のLake Genevaというリゾート地にて2泊3日で行われています。

授業の一環ではありますが、座学の要素は一切無く、ワークショップやグループワークを通じて自分自身及びクラスメートのコミュニケーションスタイル、リーダーシップの在り方を知るという建付けになっています。と、書くと堅苦しいですが、より正確に言えば皆で楽しくゲームをして仲良くなるのがメインで、その過程で夫々のコミュニケーションスタイルの違い、その理由を探る、というようなイメージでした。

具体的な日程と内容は以下の通りです。

1日目

9:30 学校集合、Cohort顔合わせ、プログラム概要説明

・午前中のセッションはキャンパスで行われます。600人の生徒が10のCohort(Class)に分けられ、さらにCohortの中で8,9人のSquad(小グループ)に分けられますが、この日が初めての顔合わせでした。LORを含めたLEADは教授ではなく有志の2年生によって運営されるのがBoothの大きな特徴なのですが、彼らから自己紹介及びプログラムの説明がありました。

14:30~15:30 バス移動

・Cohort毎にバスに乗り込み、隣接するウィスコンシン州まで移動します。バス内ではSquad対抗でのちょっとしたゲームも行い、交流を深めました。

16:30~18:45 Cohort Activities

・Lake Genevaに着いて、1時間くらい休憩をとった後、最初のセッションを行いました。宿泊したAbbey Resortは非常にfancyなところで、地元でも人気の施設だそうです。最初のセッションはお互いを知ることを目的にした簡単なグループアクティビティで、「コーヒーが飲めない人」「マジックが出来る人」等のお題に該当する人を探すゲームや、speed dating形式で与えられた質問について2分間話し合う×10セットみたいなことをしました。

18:45~20:30 Cohort Cup

・その後、一日目のメインイベントとして、全員がAthletic PartかQuiz partのいずれかに参加し、Cohort合計の得点を競う対抗戦を行いました。自分はQuiz Partに参加したのですが、Harry Potterの呪文を(スペルも含めて)全て暗記している人やお酒の銘柄に異常に詳しい人等色んな人がいて面白かったです。

20:30~22:30 Dinner

・施設の庭で美味しい夕食を食べました。テーブルはあらかじめ割り振られていて、ここでも新しい知り合いが出来ました。

22:30~    Party

・夕食後はPartyでした。初日は皆セーブするのかなと思ったら全然そんなことはなく、自分は2時頃部屋に戻ったのですが、まだ外からは賑やかな声が聞こえていました。

 

2日目

6:00~7:30 Breakfast

・バイキング形式の朝食。前日遅くまで飲んでいても皆朝は早かったです。

7:30~8:00 バス移動

・近くの山にあるアスレチック施設まで移動。

8:00~11:00 Low Ropes

・自分の所属するSquad+他CohortのSquadで計15人くらいのチームを組み、山の中をハイキングしながら、課される課題をクリアしていくというセッション。課題を解く過程で、議論をリードする人、聞き役に回る人、新しいアイディアを出す人等、それぞれの個性が出てくるのですが、各課題の後で、チーム、個人それぞれの問題点を洗い出し、次の課題で改善を図っていきました。同行する2年生のファシリテーターが課題を解く様子を観察しており、各人にしっかりとしたフィードバックをくれるのも印象的でした。

11:00~12:00 Lunch

・バイキング形式の昼食。タコスでした。

12:00~14:00 High Ropes

・「Comfort Zoneから出る」という建付けのもと、地上4メートルくらいの高さにある平行棒の上を歩いたり、簡単なバンジージャンプみたいなことをしました。午前中とは異なり、個人でアスレチックを楽しむ感じで、やりたくない人は下から見たりしてました。

14:00~15:00 バス移動

・宿泊施設に戻りました。

16:30~19:00 Improv Workshop by The Revival

・地元の劇団の方を講師に招いて、即興でいかに上手く話すかをテーマにワークショップを行いました。例えば、ペアを組んで前に出て、講師から与えられた課題について2分間即興で話すみたいなことをやったのですが、「controversialな話題を取り上げたドキュメンタリー映画の発表会見」「革新的な商品を発表する若手起業家」「60年連れ添った老夫婦」等色んな話題があって面白かったです。

19:30~21:00 Dinner

・LORの目玉イベントである、仮装パーティでした。Cohort毎に「Action」「Fantasy」「Horror」等のテーマが割り当てられ、それに沿ったコスプレを皆がするのですが、Qualityが非常に高く興味深かったです。日本のキャラクターではポケモンやマリオの恰好をしている人も結構いました。

21:00~22:30 The Revival Improv Show

・夕方のセッションで講師をしてくれた劇団のパフォーマンスを見ました。自分はまだコメディを理解出来るほどの英語力が無いので、あまり楽しめませんでしたが、アメリカ出身の友人に聞いたらそもそもそんなに面白くなかったみたいです。

22:30~    Party

・エンドレスでした。

 

3日目

7:30~9:00 朝食

・2日目と同じ感じでした。

9:30~11:30 グループアクティビティ

・「意思決定をする人と、実際に手を動かす人の間に情報格差があるとどういう問題が起こるか」をテーマにしたグループアクティビティを行いました。

11:30~12:30 ランチ

12:30~14:30 バス移動

以上、長くなってしまいましたが、LORを通じて、教室にいるだけでは分からない個々人の個性、考え方が炙り出され、自分自身及びお互いのことをよく知れたと感じています。入学する前はアメリカ人に対して画一的なイメージを持ってしまっていましたが、実際はそれぞれ異なるバックグラウンドや考え方を持っていて、色々な人がいました。スケジュール的にもタイトでかなり疲れましたが、非常に満足度の高いプログラムでした。

 

 宿泊したAbbey Resort。初日のDinnerは屋外で食べました。

宿泊したAbbey Resort。初日のDinnerは屋外で食べました。

 1日目のCohort Cup、Athletic Partでは皆でジグソーパズルを解くという場面もあったようです。

1日目のCohort Cup、Athletic Partでは皆でジグソーパズルを解くという場面もあったようです。

 2日目の山でのセッション。休憩中の一コマ。

2日目の山でのセッション。休憩中の一コマ。

 仮装パーティ。ユニコーンのコスチュームを着た方達。

仮装パーティ。ユニコーンのコスチュームを着た方達。